16羽のトキは中国から提供されたトキから誕生し、日中間の取り決めに基づいて、ことし10月、新潟県佐渡市から中国に返還されました。

トキの返還は8年ぶりです。

受け入れ先は北京動物園で、検疫のための1か月の隔離期間を終えて、4日、トキの飼育施設に移されたことを明らかにし、その様子などを写した写真を公開しました。

中国メディアによりますと、16羽は動物園にすでにいた23羽のトキと一緒に飼育され、健康状態は良好で、来年春には一般の来園客も元気な様子を見ることができるのではないかということです。

日本と中国が関係の安定化に向けてさまざまな分野の交流拡大を模索する中、政府関係者は絶滅危惧種のトキをめぐっても、飼育に関する情報交換などがさらに進むことが期待されるとしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。