ロシアによる軍事侵攻が続く中、国産兵器の開発を進めているウクライナのゼレンスキー大統領は6日、SNSで新しい無人機型ミサイルを公開し、一部がすでに軍に引き渡されたと明らかにしました。

ウクライナ語で「地獄」を意味する「ペクロ」と名付けられたミサイルは、長さが1メートル余りで、地元のメディアなどによりますと、射程は700キロにおよぶとしています。

ウクライナは11月以降、欧米から供与された射程の長いミサイルをロシア領内に向けて使用していますが、これらのミサイルの射程は、およそ250キロから300キロです。

今回、開発されたミサイルの射程が700キロだとすれば、2倍以上にあたり、今後、ロシア領内への攻撃に使用されるとみられます。

ゼレンスキー大統領はSNSで、このミサイルについて「戦闘の効果は実証済みだ」として、今後、生産を拡大していく考えを明らかにしました。

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