多くの人が行き交う韓国・ソウルの江南駅前で、急発進を繰り返し、車や木になどに衝突を繰り返す暴走車がカメラに捉えられた。車に乗っていた20代の女は無免許で、精神安定剤を服用し暴走。車7台に衝突し、9人がけがをしたという。その後、女は送検された。
無差別に衝突…混乱に陥る駅前
韓国・ソウルの中心地・江南駅前で11月2日に撮影されたのは、あたりかまわず暴走する車だ。現場にいた人は、「車に乗ったまま逃げようとしています!」と緊迫した声音で警察に通報していた。
この記事の画像(11枚)当初、暴走する白い車は急発進し別の車に追突したかと思うと、バックして別の車に衝突。さらに、中央分離帯に乗り上げ、木に激突した。
しかし、まだ暴走は止まらなかった。バイクを狙うように、白い車が突進したのだ。
そんな中、勇気ある市民が暴走をやめさせようと、運転席に割って入る。男性が「ブレーキをかけろ!」と運転席に叫び、強制的にブレーキをかけようと試みていた。
まさかの無免許…薬で錯乱か?
白い車の運転席にいたのは、20代の女だった。被害者の1人は女の様子について、「しかめっ面で、すごくイライラしていました」と話している。
この事故で暴走車は車7台に衝突し、9人がけがをした。女は駆けつけた警察によって逮捕されたが、その後の調べによって驚きの事実が明らかになる。
なんと女は、無免許だったのだ。さらに女はその後の供述で、「精神安定剤を飲んだ」と話しており、検査の結果、精神安定剤の成分が検出され、女は送検された。
(「イット!」 11月29日放送より)
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