ノーベル平和賞の授賞式にあわせてオスロでは日本被団協をテーマにした展示会が開かれることになっています。
ノーベル平和センターがオスロで開く展示会「人類へのメッセージ」です。
ノーベル平和賞に選ばれた日本被団協をテーマに長崎と広島の原爆の惨状を伝える写真のほか、被団協の歩みを記した年表や、資料などが展示されています。
KTN記者
「こちらには1000体の木組みが展示されています。1つ1つに被爆した距離や当時の年齢などが記されています」
広島のスギを使った木製のオブジェは建築家の隈研吾さんが手がけました。
被団協が出した証言集から選んだ1000編の証言を1000個の木の板で表し、それを2枚ずつ組み合わせることで人とのつながりなどを表現しているということです。
また、被爆者をより身近に感じてほしいと等身大の写真パネルや、11月に撮影されたばかりの被爆者26人の写真も展示されています。
平和賞展は授賞式が終わった今月12日から次の受賞者が決まる2025年11月まで一般公開される予定です。
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