アサド政権が崩壊したシリアで10日、反体制派のバシル氏が暫定首相に任命されました。
隣国トルコでは難民が帰還する動きが始まっています。
トルコ・シリア国境では10日、多くの難民が帰還する姿が見られ、10年ぶりに帰国する男性は、「子どもが初めて祖国の地を踏む」と話しました。
トルコから帰国するシリア難民からは「アサドはいなくなり、もう戦争はないから、故郷に帰ることができる。私たちがシリアを再建する」「うれしくて、わくわくしている」といった声が聞かれました。
シリアの反体制派は10日、2025年3月1日まで統治を担う暫定政府を樹立したと発表し、北西部の支配地域を率いてきたムハンマド・バシル氏が首相に任命されました。
一方、イスラエルは、アサド政権の化学兵器などが反政府勢力に渡るのを防ぐため、これまでにシリアで320カ所を空爆しています。
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