TPP(環太平洋パートナーシップ協定)に15日、イギリスが正式に加わりました。
発足後に新たな国が加わるの初めてで、経済圏がヨーロッパに拡大します。
イギリスの加盟を認める議定書が15日に発効し、正式にイギリスがTPPに加わりました。
日本やオーストラリアなどアジア太平洋が中心だったTPPに新たな国が加わるのは2018年の発足後初めてで、12カ国体制になります。
イギリスの加入で、参加国の名目GDPの合計額が約15兆ドルに拡大し、従来よりも3割増しで、世界のGDPに占める割合も約15%になります。
TPPによって、日本はイギリス向けの精米などの関税が即時撤廃されます。
2017年にTPPから離脱したアメリカでは、すべての国に関税をかけると主張するトランプ氏が2025年1月に大統領に就任しますが、日本やイギリスなどの参加国は自由貿易の枠組みで経済成長につなげたい考えです。
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