ロシアのプーチン大統領は16日、西側諸国がロシアを「レッドライン」に追い詰めていると主張しました。

プーチン氏は16日、国防省の会合で、西側諸国がロシアをレッドライン=超えてはならない一線に追い込んでいて、ロシアが対応を迫られていると非難しました。

その上で、新型の中距離弾道ミサイル「オレシュニク」についてふれ、「一度に複数使用した場合、威力は核兵器に匹敵する」と述べた上で、再び発射する可能性を示唆してウクライナや欧米を威嚇しました。

また、ロシア軍が今年1年間でウクライナで189の集落を制圧したとも述べて、戦果を誇示しました。

一方、11月に「核ドクトリン」を改訂し、核兵器の使用基準を引き下げたことについては「抑止策」だと強調し、「ロシアの主権と領土一体性を守るための重要な手段に変わりない」と従来の主張を繰り返しました。

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