ベラルーシにある日本大使館は17日、ベラルーシ外務省から日本人1人を拘束したと連絡があったと明らかにした。ベラルーシでは今年7月にも邦人男性が拘束されていた。
日本大使館によると、16日にベラルーシ外務省から連絡があった。拘束された日本人の個人情報については明かせないとしており「邦人保護の観点から適切に対応していく」と説明した。
ベラルーシの独立系メディアは今月、同国南東部ゴメリ州の鉄道の線路周辺でビデオを撮影していた日本人男性が1日に拘束されたと報じていた。
ベラルーシでは7月にも邦人男性がスパイ活動の容疑で拘束された。現在も拘置が続いている。邦人の拘束は2人目となる。
同国では在留外国人が拘束される事態が続く。2023年にはドイツ人男性が拘束された。24年6月にテロ罪などで死刑判決を受けたが、8月の米欧とロシア・ベラルーシとの大規模な身柄交換で帰国した。
ベラルーシはウクライナ侵略を続けるロシアの同盟国で、軍事や産業などでロシアを支援する。
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