10年前に南シナ海上空で消息を絶ったマレーシア航空機の捜索活動が再開されます。

地元メディアによりますと、マレーシア政府は20日、2014年3月に南シナ海上空で消息を絶ったマレーシア航空370便の捜索再開を決めたということです。

370便は乗客乗員239人を乗せ、クアラルンプールから北京に向かう途中で消息を絶ち、過去の捜索ではインド洋の島などで機体の破片が見つかりましたが、墜落した場所は特定されていません。

捜索は2018年に打ち切られていましたが、アメリカを拠点とする海洋探査会社「オーシャン・インフィニティ」が、インド洋南部の1万5千平方キロを新たな捜索範囲として提案し、政府が受け入れたということです。

十分な残骸が発見された場合、政府から日本円にして約110億円(7千万ドル)の報酬が支払われることになっています。

今も墜落した原因や手がかりは見つかっておらず、民間航空史上最大のミステリーとされています。

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