【詳細】ロシア ウクライナに軍事侵攻(12月21日の動き)

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ウクライナ情勢 ロシアによる軍事侵攻 最新情報・解説 - NHK特設サイト

ロシア中部の都市にウクライナの無人機による攻撃

ロシアの国営通信によりますと、中部の都市カザンで21日、ウクライナの無人機による攻撃があり、空港が一時閉鎖されたほか、火災が発生するなどの被害が出ましたが、死傷者はいませんでした。

カザンは、モスクワから東に800キロほど離れた都市で、ことし10月には中国や、ロシアなどの新興国でつくるBRICSの首脳会議が開かれました。

欧米メディアは、前線から1000キロ以上も離れたロシア領内の奥深くへの攻撃だと指摘しています。

今回の攻撃について、ロシア外務省のザハロワ報道官は21日、声明で「BRICS首脳会議の成功に対する一種の復しゅうでもあり、ロシアでダイナミックに発展する地域の住民を威嚇する試みでもある」と主張し、非難しました。

ウクライナのゼレンスキー政権は、飛行距離の長い無人機の開発や製造に力を入れています。

ゼレンスキー大統領 CIA長官との会談を公表

ウクライナのゼレンスキー大統領は21日、アメリカのCIA=中央情報局のバーンズ長官がウクライナを訪問し、会談したとSNSで明らかにしました。

この中で、ゼレンスキー大統領は「バーンズ氏はCIA長官として最後のウクライナ訪問を行った」とした上で「彼と私は、この戦争が続いている最中も多くの会談を行ってきた。彼の支援に感謝したい」としています。

また、バーンズ長官との会談は、これまでウクライナやヨーロッパの国々、アメリカなど、各地で行ってきたものの、公表は控えていたとした上で、今回は最後の会談だとして明らかにしたということです。

トランプ次期大統領は、CIAの次期長官に、前のトランプ政権で情報機関を統括する国家情報長官を務めたジョン・ラトクリフ氏を起用すると発表しています。

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