5日、パナマ市近郊で票を投じる有権者(ロイター=共同)

 【サンパウロ共同】中米パナマでコルティソ大統領の任期満了に伴う大統領選が5日、行われた。経済対策や汚職問題が主な争点で、中道右派、目標実現党(RM)などの政党連合のホセ・ラウル・ムリノ元外相(64)や、弁護士リカルド・ロンバナ氏(50)、マルティン・トリホス元大統領(60)ら8人の争い。  選挙管理当局によると、開票率約10%でムリノ氏が得票率32%で先行。ロンバナ氏が22%、トリホス氏が16%で追う。  RMの候補は当初、マルティネリ元大統領だったが、マネーロンダリングなどの罪に問われ実刑判決が確定。ニカラグア大使館に逃げ込んで亡命を申請し、ムリノ氏が大統領候補となった。


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