現在は、シーズンオフの金沢武士団(さむらいず)。練習拠点がある七尾市田鶴浜(たつるはま)で応援してくれた地元の人に恩返しの活動を続けています。


4月7日今シーズン最後戦を終えた金沢武士団。被災地の人たちに元気を届けました。あれから焼く1カ月。

金久保翔選手:
「これ疲れるなぁ」

練習拠点となっている七尾市田鶴浜の人たちと交流を深めようと選手たちが田植えを手伝っていました。参加したのはキャプテンの金久保翔(かなくぼ かける)選手をはじめ田中翔大(たなか しょうだい)選手、東野恒紀(ひがしの こうき)選手、市橋歩(いちはし あゆむ)選手の4人。全員が田植え初体験ということで…。

「やばいやばい!」

慣れない田植えに悪戦苦闘。シーズンを支えてくれた地域の人たちに少しでも恩返しです。

東野選手:
「大変ですね、お米の大事さがわかりました」
Q 楽しいですか?
「楽しいです、意外と。黙々とやってしまいますけど」

田鶴浜地区 長田次夫さん:
「田植えっていうのは嫌がるんだけどね。こういう風に楽しくやっている選手を見てるのが楽しい」

作業を始めて約3時間。

東野選手:
「はい、終わりました~」

田んぼ一面に苗が植えられました。

さらに5日は…。

能登半島地震の発生から4カ月たってもその爪痕が残る田鶴浜地区。選手たちが、がれき撤去の手伝いをしていました。参加したのは、ロシアの侵攻をきっかけにウクライナからきたイホール・ボヤルキム選手と東野選手です。

東野選手:
「今僕たちが金沢で生活できているのが当たり前じゃないんだなっていうのは改めて感じました」

東野選手:
「暑い!」

この時期としては異例の真夏日となった七尾市。7時間ほど作業に汗を流しました。

東野選手:
「田鶴浜や能登の方の人たちのお世話にすごくなったので、僕自身も石川に来て1年目でこの地区に住んで1年目で口で言うのは簡単ですけど行動に移して恩返しできたらいいなと思っています」

能登半島地震をきっかけにより田鶴浜の人たちとの絆が深まった金沢武士団。これからも被災地とともに歩みます。

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