イスラム組織ハマスは6日、仲介国が提示した戦闘休止案を受け入れると発表した。

一方、イスラエル政府は、要求が満たされていないとしながらも、協議を続けるとしていて、駆け引きが続いている。

イスラエル軍は6日、ガザ地区南部ラファの一部地域の住民約10万人に避難を指示した。

その後、ラファ東部で、ハマスの拠点を狙った攻撃を行ったとしている。

ラファへの地上侵攻の懸念が高まる中、ハマスの指導者ハニヤ氏は6日、仲介役のカタールなどが提示した戦闘休止や人質解放に向けた案を受け入れると声明を出した。

これを受けて、ラファでは、住民が喜ぶ姿が見られたが、イスラエル側は、ハマスが受け入れた案はイスラエルの要求からかけ離れているとして、戦時内閣はラファでの作戦継続を全会一致で決定したという。

一方でイスラエル側は、交渉は続けるとしていて、代表団を派遣し、仲介役のエジプトなどと協議を行うとしている。

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