7日、ワシントンの連邦議会議事堂で演説するバイデン米大統領(ロイター=共同)
【ワシントン共同】バイデン米大統領は7日、ワシントンの連邦議会議事堂で演説し、国内外で反ユダヤ主義が拡大していると警鐘を鳴らした。イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ攻撃に抗議する学生デモでは「ヘイトスピーチや暴力があってはならない」と訴えた。ガザの民間人被害には触れず、停戦も要求しなかった。 11月の大統領選で対決する共和党のトランプ前大統領から「イスラエルを完全に見捨てた」と非難されており、イスラエル支持は揺るがないと誇示する狙いとみられる。ただ、身内の民主党左派からイスラエル寄りの姿勢を批判され、難しい対応を迫られている。
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