ウクライナ東部ハリコフでロシアのミサイル攻撃を受けた現場=10日(ゲッティ=共同)

 【ロンドン共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は10日、ロシア国境に接する東部ハリコフ州でロシア軍が攻勢を強めていることを受け、ハリコフ州の兵力を増強すると発表した。国境や全ての前線で「占領者を必ず撃破する」と強調し、ロシアの攻撃を徹底的に阻止する構えを示した。  ロシア軍のハリコフ州への攻撃強化は、制圧を狙うウクライナ東部ドネツク州からウクライナ部隊を引き離す狙いなどがあるとの見方がある。  カービー米大統領補佐官は、ロシアがハリコフ州などで数週間のうちにさらなる攻勢に出る可能性があると指摘した。


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