ウクライナと国境を接するロシア南西部ベルゴロドで12日、10階建てアパートの一角が崩壊した。グラトコフ州知事は「ウクライナ軍による大規模な攻撃を受け、砲弾が直撃した」とSNSに投稿。ロシアの独立系メディアによると、住民ら少なくとも4人が死亡し、15人が負傷したという。

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 救急隊は、10人以上ががれきの下にいるとしている。SNSに投稿された崩壊時の動画では、爆発音とともにアパートの一角が煙をあげて崩れる様子が映っている。さらに崩壊が広がる恐れがあるため、アパートの住民には避難を呼びかけているという。

 ロシア国防省は同日、ウクライナ軍が、弾道ミサイルや多連装ロケット砲などでベルゴロドを攻撃し、ミサイルの破片で住宅が破壊された、と発表した。インタファクス通信によると、ベルゴロドでは12日未明、ミサイル攻撃への空襲警報が出ていたという。

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