ロシア軍が国境を越えてウクライナ東部に侵入し攻撃する一方で、ウクライナ側もロシア西部の住宅などにミサイル攻撃を行い、国境周辺で戦闘が激しさを増している。

ロシア国防省は12日、ウクライナ東部ハルキウ州を攻撃し、あわせて9つの集落を制圧したことを明らかにした。

州知事によると、一連の攻撃で4人が死亡、12日までに6000人以上の住民が避難した。

一方、ハルキウ州と国境を接するロシアのベルゴロドで、集合住宅などがウクライナ軍のミサイル攻撃を受け、12人が死亡、子ども2人を含む19人が負傷した。

ウクライナのゼレンスキー大統領は11日、国境地帯の7つの集落で戦闘が続いていることを明らかにしていて、戦闘が激しさを増している。

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