イラン国営通信は13日、革命防衛隊がイスラエルと関連のある船舶を拿捕(だほ)したと報じた。イランの領海に向けて移動させられているという。英国の海事機関UKMTOも13日、ホルムズ海峡付近で船舶が拿捕されたと発表しており、同一の船舶とみられる。ロイター通信によると、この船舶を所有する会社はイスラエルの実業家と関連があるという。
ホルムズ海峡は原油輸送の要衝。シリアにあるイラン大使館への空爆で革命防衛隊の幹部らが殺害された事件をめぐってイランが宣言するイスラエルへの報復との関連は不明だ。
ロイターによると、革命防衛隊の幹部は9日、必要であればホルムズ海峡を封鎖することも可能だと発言していた。
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