ロイター通信が4人の関係筋の話を総合して14日伝えたところによりますと、アメリカと台湾の海軍が先月、西太平洋で対外的に公表していない合同訓練を行いました。

情報源のうちの1人は、この訓練は米台双方の艦艇が「海上で予期せず出くわした結果」のもので、フリゲート艦や補給艦など6隻ほどが数日間にわたって通信や補給などの基本的な動作を実施したと話しているということです。

台湾国防部の孫立方報道官は14日の記者会見で「海軍は、海上での予期しない遭遇の際の行動基準に従い、ふだん行っている訓練を実施した」と述べ、訓練の時期や内容などの詳細は確認を避けたものの、アメリカ海軍との訓練があったとする報道自体は否定しませんでした。

アメリカ軍との協力が進んでいることを示唆して、台湾への軍事的な圧力を強める中国をけん制する形となっています。

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