東欧のスロバキアで15日、フィツォ首相が銃撃され病院に搬送された。
「命に関わる危険な状態」だという。
スロバキアのフィツォ首相は15日、首都ブラチスラバから、約150km離れた中部の街ハンドロバで、政府の会議に出席したあと、銃撃された。
発砲は5発で、ヘリコプターで近くの病院に搬送されたが容体は深刻で、命に関わる危険な状態だという。
地元メディアによると、銃撃した人物は71歳の男で、その場で拘束された。
フィツォ氏は、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの軍事支援に反対するなど、ロシア寄りの姿勢で知られ、2023年9月の総選挙で野党を勝利に導き首相に返り咲いた。
スロバキアの内務相は会見で、銃撃が「政治的な動機」によるものだとの見方を示し非難した。
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