七尾市の道の駅「能登食祭市場」は、地震で建物に大きなひびが入るなどの被害を受け、休業を続けていましたが、復旧工事が進み18日から営業を一部再開しました。

屋外のテントでは、地元で養殖されたカキの蒸し焼きや、能登町にある小木港で水揚げされたスルメイカのイカ焼きなどが販売されていて、家族連れなどがほおばる姿が見られました。

また、施設内の物販店では、訪れた人たちが地元の魚を使った干物などを買い求めていました。

道の駅によりますと、震災の前は物販店や飲食店などあわせて21店舗が営業していてこのうち17店舗が今回、営業時間を限定して再開したということです。

「竹一焼魚店」の角間健治店長は「お客さんは少ないですが、スタートしないといけないので再開して良かったと思います。少しずつ営業を始めて平常に戻していきたいです」と話していました。

道の駅「能登食祭市場」の村本能久駅長は「七尾の食祭市場から能登や県内全域に元気を発信したい。みんなで力を合わせて復興に向かって頑張っていきたいです」と話していました。

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