カルガモの赤ちゃんは、弘前市の観光施設「津軽藩ねぷた村」の敷地内にある日本庭園で誕生しました。
この庭園は建物に囲まれ外敵となる猫などの動物が侵入しづらいことから、およそ40年前から野生のカルガモが飛来し子育ての場としています。
ことしは、5月24日に合わせて11羽のひなが誕生し、親鳥に見守られながら、元気いっぱいに池を泳ぎ回っています。
カルガモの赤ちゃんたちは親鳥と一緒に池を泳ぎながら、施設のスタッフがまいたエサを食べたり、石垣についたコケをついばんだりして、庭園を訪れた人たちを楽しませていました。
黒石市から訪れた70代の男性は「かわいいですね。こんなに小さいひなは初めて見ました」と話していました。
餌やりなどを担当しているスタッフの坂本羊子さんは「ひなたちはとてもリラックスして、すくすくと成長しています。成長を楽しみながら見守ってほしいです」と話していました。
カルガモの赤ちゃんは、この日本庭園で2か月ほど過ごし、自分で羽ばたけるようになったあと、この場所を巣立っていくということです。
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