銚子メロンの代表品種「アムス」を検品し、出荷作業をするスタッフら=千葉県銚子市で2024年6月6日午前9時6分、近藤卓資撮影

 千葉県内有数のメロンの産地である銚子市で、「銚子メロン」の出荷が本格化している。銚子メロン組合の小池和人組合長は今季の出来について「天候にも恵まれ、糖度の高いメロンに仕上がった」と話した。7月上旬まで、13万5000箱(2~6玉入り)の出荷を予定している。

 同市新町のJAちばみどりの出荷場には6日、約3000箱が集まった。代表品種は「アムス」で、約7割を占める。芳醇(ほうじゅん)な甘みと、なめらかな食感が特徴だが、出回る期間が短く、銚子以外ではほとんど生産されていないため、「幻のメロン」とも呼ばれる。

 7日から7月5日まで同市長塚町の国道126号沿いに直売所が設けられ、2玉入り3300円(税込み)などで販売される。【近藤卓資】

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