この訓練は、警察と消防が水難事故への対応力を高めようと大津市中心部のびわ湖岸で初めて行い、警察官など25人が参加しました。

訓練は、パトロール中の警察官が溺れている人を見つけたという想定で行われ、はじめに消防の隊員が、二次災害を防ぐため救助でむやみには水に入らないよう警察官に指導していました。

そして、投げやすくするために少し水を入れたペットボトルを浮き袋代わりに溺れている人に渡したうえで、ロープを用意して湖岸に引き寄せるよう指導していました。

消防によりますと、去年、大津市内では水の事故で20回の出動があったということで、参加者たちは水泳を楽しむ人が増えるシーズンを前に、お互いの連携を高められるよう訓練に取り組んでいました。

大津市消防局中消防署の中島憲三副署長は「こうした訓練を通じて警察と消防の連携を高め、スムーズな救助活動につなげていきたい」と話していました。

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