東京電力は16日、再稼働を目指す柏崎刈羽原発7号機(新潟県)への核燃料装塡を巡り、制御棒の支えとなる器具を挿入しようとした際、計画と異なる位置に入れようとしているとの警告が出て、装塡作業が一時中断したと発表した。警告した監視装置に不具合が生じたと判断し、約3時間後に作業を再開した。東電は原因を調べている。
東電によると、警告が出たのは15日午後10時ごろ。器具を入れる工程は、監視装置とは別のコンピューターで制御しており、異常はなかった。16日午前7時時点で核燃料計872体のうち12体の装塡が完了した。
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