かわさき多文化共生プラザでの対面相談イメージ=川崎市提供

川崎市は外国人の生活相談に応じる対面相談窓口「かわさき多文化共生プラザ」を7月8日に開設する。場所はJR、京急の川崎駅に近い川崎市役所第3庁舎(川崎区)で、平日の午前8時半から午後5時まで対応する。同様の相談窓口は市中部の中原区にもあるが、外国人市民は南部の川崎区、幸区に比較的多く住んでいるため利用しやすいように配慮した。

英語、中国語、フィリピノ語を話せる相談員が常駐するほか、曜日によりスペイン語は月・金、ベトナム語は月・水、ネパール語は木・金にそれぞれの言語を話す相談員がいる。担当言語の相談員がいない曜日でも電話通訳で対応する。

市によると、3月から始めた電話相談では日本語を学習できる場所や子どもの入学手続き、学校生活、区役所で必要になる書類手続きへの相談、問い合わせが目立つという。

専門的な内容にも応じられるように出張相談の機会も設ける。第2火曜日午後は行政書士が在留資格や日本国籍の取得、会社設立、国際結婚など、第3金曜日午後は出入国在留管理庁が事前予約制で在留手続きなどについてそれぞれ無料で対応する。

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