東北有数の桜の名所として知られる秋田県仙北市角館町で桜が見頃を迎え、国内外からの観光客でにぎわっている。
角館町中心部の武家屋敷通りでは独特の黒板塀に枝垂れ桜の淡い色が映えている。枝垂れ桜は京都の公家・三条西家から角館の領主の元へこし入れした正室の嫁入り道具に入っていた3本の苗から広まったと伝えられている。それが受け継がれ、今では樹齢300年を超す古木もあるという。
また近くの桧木内川の土手には約2キロにわたり、400本ほどのソメイヨシノが植えられている。
市文化財課によると、今年は武家屋敷通りでは15日、桧木内川では16日に満開を迎え、見頃は今週末までという。武家屋敷通りでは5月6日まで夜間ライトアップも行われる
東京都西東京市から訪れ男性(67)は「大きな木の枝が顔の位置まで垂れてきてとても雰囲気がいいですね」と春を楽しんでいた。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。