北海道東部にある清里町の「さくらの滝」で、サクラマスが滝を乗り越えようと跳びはねている。海で育ったヤマメがサクラマスとなり、オホーツク海から斜里川に戻ってきた一幕で、上流の産卵地を目指す。
きよさと観光協会によると、毎年6~8月ごろ、約3千匹が高さ約2・5メートルの滝越えに挑む。通過するのは1割程度という。白泡の立つ滝口から、魚影が次々と飛び出てくる迫力は圧巻で、訪れた見物客は歓声をあげていた。昨年は約2万9300人が訪れた。
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