行田市小針の広さおよそ2.8ヘクタールの水田では毎年、「田んぼアート」が行われていて、地元の市民など、およそ800人がことし6月に植えた4色の稲が順調に育ち、今、見頃を迎えています。

ことしは、能登半島地震の被災地の復興を願って、能登を代表する「キリコ祭り」をテーマに、巨大な灯籠を担ぐ男女とともに「復興祈願」や「がんばろう」という文字が表現されています。

水田の近くには、高さおよそ50メートルから見渡すことができる展望室もあり、訪れた家族連れなどが写真を撮っていました。

埼玉県内から訪れた女性は「すばらしい出来上がりで感動しました。これを見ると、能登への関心もわくと思いますので、ぜひ多くの人に見てもらいたいです」と話していました。

この「田んぼアート」の見頃は8月中旬ごろまで続き、行田市は、展望室が入った施設の入館料の一部を石川県に寄付することにしています。

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