海上自衛隊の哨戒ヘリコプター2機が20日深夜、伊豆諸島東方海域で相次いで消息不明になった事故で、第3管区海上保安本部(横浜市)は21日未明、巡視船2隻を現場に派遣したと発表した。20日深夜に出発し、現場への到着は21日昼過ぎになる見込みだという。

 海保には20日午後11時15分ごろ、海自の護衛艦から「訓練中の海上自衛隊所属航空機2機が墜落した模様」との118番通報があった。3管は同午後11時22分に対策本部を設置した。

鳥島は南方580キロ

 3管によると、通報位置は伊豆諸島・鳥島の東方約270キロ。鳥島は東京都心から南方約580キロに位置する。

 3管によると、所属の航空機も現場に向かい、救助活動などに当たった。すでに活動を終え、現場を離脱したという。

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