静岡県藤枝市がブランド梨としてPRする「藤里梨」の収穫が本格化し、7月31日に市役所で試食会があった。

 藤里梨は、市内の農家12戸でつくる市梨業振興会(大石幸男会長)が栽培し、「喜水」「新水」「幸水」「豊水」などの品種がある。9月上旬まで収穫が続く。

 大石会長らによると、最近の高い気温により生育が心配されたものの、糖度は高く、14度程度が多いという。この日の試食会では「喜水」約8キロが、役所を訪れた市民らに振る舞われた。

 藤里梨は市内の生産農家で販売されているほか、24日午前9時半から市生涯学習センター(同市茶町1丁目)で開かれる「梨果ちゃんフェア」で直売される。フェアに関する問い合わせは市農業振興課(054・643・3266)。(林国広)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。