JR西日本は21日、山陽新幹線全18駅の乗り場に、線路への転落などを防ぐ可動式ホーム柵を2040年までに整備すると発表した。広島駅や博多駅など全ての「のぞみ」が止まる駅を優先し、その他の駅も乗降人数の多い駅などから準備が整い次第、整備に着手する。

 JR西によると、ホーム柵は新神戸駅に設置済みで、岡山駅と広島駅もそれぞれ二つの乗り場にある。24年度に岡山、広島両駅の残りの乗り場や、博多駅の一部の乗り場などのホーム柵の設計に着手する。25年度以降、その他の駅なども設計に順次取りかかる。長谷川一明社長は会見で「数百億円はかかると思うが、必要な安全投資と考えている」と語った。

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