和歌山 古座川町 「ハゼの岩登り」流れに逆らい岩をはい上がる

古座川町を流れる古座川の支流にある景勝地で、落差およそ7メートルの滝がある「滝の拝」では、頭が丸みを帯びた「ボウズハゼ」などが岩に張り付きながらはい上がる「ハゼの岩登り」が夏の風物詩となっています。

ことしも体長5センチから10センチほどの茶褐色のハゼが、滝の周りにそびえ立つ岩の壁を水の流れに逆らいながら懸命にはい上がる姿が見られました。

口と吸盤のような腹びれを使って張り付くことができるということで、水の勢いで流されてしまうハゼもいましたが、はい上がろうと何度も挑戦していました。

「滝の拝」での「ハゼの岩登り」は、9月まで続くということです。