佐賀県教委は28日、飲酒運転で物損事故を起こしたとして、鳥栖市立鳥栖西中学校の男性教諭(27)を同日付で懲戒免職処分としたと発表した。
県教委によると、男性教諭は7月26日午後5時から同市内の飲食店3店で複数の同僚と飲酒。ビール中ジョッキ3~5杯、焼酎のウーロン茶割りを5~6杯飲んだという。
3次会を終えて午後11時半ごろ、自家用車を止めていた市内の店舗の駐車場から約500メートル離れた別の店舗まで運転し、店舗入り口の縁石に車をぶつけて破損させた。通報で駆けつけた警察官が呼気検査をしたところ、1リットル当たり0・65ミリグラムのアルコールを検出。酒気帯び運転の疑いで聴取を受けた。
県教委は管理監督が不十分だったとし、校長を文書訓告とした。甲斐直美教育長は「このような不祥事が発生したことを大変厳しく受け止めている。県民におわび申し上げる」とのコメントを出した。【五十嵐隆浩】
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