最上川が流れる中山町は、江戸時代に舟による物資の輸送で栄え、船頭らが積み荷を引き取りに来る人たちを待つ間、里芋などを煮て食べたのが、芋煮の始まりとされています。

中山町では先月、山形県外の人にも芋煮を知ってもらおうと、「いもに」の語呂合わせで10月2日を「芋煮会の日」とすることを日本記念日協会に申請し、登録されることになりました。

9日は中山町役場で記念日の登録証の授与式が行われ、日本記念日協会の事務局長から佐藤俊晴町長に登録証が手渡されました。

佐藤町長は「芋煮会発祥の地として記念日が登録され、感無量だ。コロナ禍でコミュニケーションを取る機会が少なくなっていたが、鍋を囲んで語り合う、芋煮という江戸時代から続く日本の文化を広く伝えていきたい」と話していました。

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