宇都宮市の上河内東小学校では児童に農業に親しみを持ってもらおうと、30年以上前から地元の農家と協力して田植えから稲刈りまでの体験を行っています。
5日は全校児童およそ110人が学校の近くにある田んぼの一画で、自分たちが5月に植えた稲の刈り取りを行いました。
児童たちは作業の前に、農家の人から鎌の持ち方などの指導を受けました。
そして実際に田んぼに入り、丁寧に稲を刈りとっていきました。
1年生の女子児童は「田んぼの上を歩くのは難しかったです」と話していました。
また5年生の男子児童は「稲刈りができて楽しかったです。食べるのが楽しみです」と話していました。
収穫したコメは精米された後、児童が3合ずつ自宅に持ち帰るほか、給食でも提供されます。
上河内東小学校の清水敬信 校長は「コメ不足の世の中ですが、お米と体験を持って帰ることで農業について家庭で話題にしてもらいたい」と話していました。
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