兵庫県の淡路島と徳島県の間に位置する鳴門海峡の渦潮は潮の満ち干で発生し、満潮と干潮の水位の差が特に大きくなる大潮の時期は多くの渦潮を見ることができます。

ことしも秋の大潮のシーズンを迎え、3連休中日の15日は多くの観光客が訪れ、渦潮を間近で見ることができる「観潮船」に次々と乗り込みました。

船が鳴門海峡に着いて渦潮がいくつも現れると、観光客は「潮の流れがすごくはやい」とか「波が大きい」などと歓声を上げながら、スマートフォンやカメラで撮影していました。

船の運航会社によりますと、大潮の時期は今週の半ばごろまで続き、天候にもよるものの、1日でおよそ700人が「観潮船」を利用する見込みだということです。

静岡県から訪れた20代の女性は「きょうは大潮だったので友人と一緒に見に来ました。初めて見ましたが、迫力がありました」と話していました。

また、大阪府から訪れた8歳の女の子は「ちょっと怖かった。テレビで見るよりもすごかった」と話していました。

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