考古学などの優れた研究者に贈られる第36回浜田青陵賞(大阪府岸和田市、朝日新聞社主催)の授賞式と記念シンポジウム「日本人はどこから来たか」が22日、岸和田市立文化会館で開かれた。旧石器時代の人類文化の成立に関する研究で受賞した森先一貴・東京大大学院准教授(45)が記念講演をした。
パネル討論には、沖縄県教育庁文化財課の片桐千亜紀主幹と慶応大の河野礼子教授も参加。旧石器時代の人々が大陸から日本列島に来た時期や経路などの研究について、考古学や人類学の視点から迫り、意見を交わした。(筒井次郎)
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