宮城県蔵王町は、50軒以上の農家が、さまざまな種類の里芋を生産する県内一の産地です。
この里芋を、多くの人に味わってもらおうと、地元の生産者のグループが毎年この時期に「里いもまつり」を開いています。
会場には、強いぬめりが特徴で細長い形の「土垂芋」や、丸い形で調理がしやすい、まろやかな味わいの「蔵王芋」などが、市価よりも2割から3割ほど安い値段で販売されています。
また、里芋の詰め放題ができるコーナーもあって、訪れた人たちは、生産者に調理方法や味付けのしかたなどを聞きながら、次々と買い求めていました。
福島県から訪れた60代の男性は「蔵王町の里芋はやわらかくて、おいしいので毎年買いに来ています。食べると秋が来たなと幸せな気持ちになります」と話していました。
「里いもまつり」は、蔵王町のふるさと文化会館で6日まで開かれています。
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