ことしで36回目を迎える「ねんりんピック」は、スポーツや文化活動を通じて60歳以上の人たちの健康づくりや社会参加を促そうと毎年、開かれていて、鳥取県では初めての開催です。
初日の19日は、鳥取市で開会式が開かれ、各都道府県の選手や監督など2000人余りが参加しました。
開会式には三笠宮彬子さまが出席し、「たくさんの方々と交流し、スポーツや文化活動を通じた輪を広げていただけたらと思います」と述べられました。
このあと選手などを代表して4人が「みんなに笑みの花が咲く大会とします」と大会宣言を行いました。
「ねんりんピック」は、19日から4日間の日程で卓球や健康マージャンなど合わせて29種目が行われ、およそ40万人の来場が見込まれています。
ボウリングに出場する鳥取市の73歳の女性は「他県からの参加者と交流を深めながら大会を楽しみたいです」と話していました。
また、ゲートボールに出場する能登半島地震で被災した石川県中能登町の81歳の男性は「全国からの義援金やボランティアに助けてもらったので、恩返しのためにも精いっぱい頑張りたいです」と話していました。
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