羽田空港では
ボージョレ・ヌーボーは、フランス ブルゴーニュ地方のボージョレ地区で、その年に収穫されたぶどうでつくるワインで、2024年は、11月21日に販売が解禁されます。
このワインを積んだ2024年最初の航空便が、23日午前7時前に羽田空港に到着しました。
到着したワインボトル2640本は、容量や産地が正しく記載されているか税関の検査を受けたあと、輸入元の会社に引き渡されました。
会社によりますと、新型コロナの5類移行から1年以上が経過し、業務用の市場が回復していて、飲食店への販売量は、2023年に比べ2割弱増える見込みだということです。
また、小売店などに参考で提示する販売価格は、円安などの影響があるものの、市場が回復しているため、2023年と同じだということです。
輸入元のサントリーの吉雄敬子ワイン本部長は「穏やかな天候で、いいぶどうがとれた。フレッシュで果実味があり、口の中ではじけるような味わいを楽しんでほしい」と話しています。
関西空港では
関西空港には23日午前7時すぎ、2640本のボージョレ・ヌーボーを積んだ、2024年の第1便が到着しました。
その後、税関の職員が検査し、提出された申告書の内容と合っているかなどを確認していました。
輸入元の会社によりますと、ことしのボージョレ地区は、春から初夏にかけて雨が多く、ぶどうの収穫量は2023年の8割程度となりましたが、その後は安定した天気が続き、出来は上々だということです。
輸入元の会社の岡野三菜課長は「果実が踊るようなジューシーな味に仕上がりました。ふだんワインを飲まない人にとって、旬のボージョレ・ヌーボーは、ワインの世界の『入り口』になると思います」と話していました。
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