「計量記念日」の1日、和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で、8月28日に誕生したフタユビナマケモノの赤ちゃんの体重を測定した。体重計に取り付けられた丸太に赤ちゃんがつかまると、「991(グラム)」と表示され、2カ月で約1・5倍に増えていた。
フタユビナマケモノは、主に南米北部の熱帯雨林に生息。赤ちゃんの母親は出産後すぐに死んだため、人工飼育されている。園の飼育スタッフが1日5回の人工ミルクに加え、ソラマメやゆで卵をすりつぶした離乳食を与えているという。赤ちゃんの性別は分かっていない。
飼育スタッフの中東(なかひがし)有沙さん(33)は「生後間もなくと比べ、しっかり食事もしてすくすく育ち、少しふっくらしてきた。これからも元気に育ってほしい」と話した。
赤ちゃんの公開は園のワイルドアニマルメディカルセンターで午前10時~午後3時半。【大澤孝二】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。