この取り組みは大石田町内の3つの小学校の児童たちが、山芋の一種「じねんじょ」の植え付けから収穫、販売と、一連の作業を体験することで、基幹産業の農業を学んでもらおうと行われました。

販売会場となった町の観光温泉施設には27日、6年生の児童およそ20人が今月中旬に自分たちで収穫したじねんじょ50本ほどを並べました。

そして、子どもたちが「おいしいじねんじょ販売中です」と元気な掛け声で呼び込みを始めると、客が次々に買い求め、およそ5分余りで完売しました。

じねんじょを購入した大石田町の30代の女性は「子どもからリクエストがあったお好み焼きにして食べたい」と話していたほか、40代の女性は「大石田の特産品なので、町のみんなで一生懸命やっているのがうれしい」と話していました。

参加した児童は「自分たちが心をこめて作ったじねんじょを、こんなにたくさんの人に買ってもらえてうれしい」と話していました。

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