北海道によりますと、昨年度、道内で捕獲されたヒグマの数は1804頭と前の年度の1.9倍に増え、統計が残る1962年度以降で最も多くなりました。
このうち市街地に現れたり、農作物に被害を与えたりして駆除されたヒグマの数は1684頭で、狩猟目的で捕獲されたのは120頭でした。
道はヒグマの生息数が増加していることや、食料のドングリなどが不作だったことで、人里に現れることが増え、捕獲が大幅に増加したとみています。
クマの被害が増える中、道は来年以降の10年間で北海道内で1万2200頭と推定されるヒグマの数を7980頭に減らしたいとしています。
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