福島県教育委員会は12日、県立中高一貫校の併設中学3校の2025年度入学者選抜の志願者数を発表した。新たに県立安積高校に併設される安積中は、募集定員60人に対し307人が志願。志願倍率は5・12倍で、これまで県立高併設中で最高だった4・14倍(07年度開校時の会津学鳳中)を上回った。
安積中は3階建ての校舎を新築し、中学段階から医学コース入門講座を設け、理数教育を充実させることなどを計画する。25年度の安積高の募集定員は280人。
安積中のほかの2校は、会津学鳳中が募集定員60人に対し146人が志願、倍率2・43倍。ふたば未来学園中は、一般選抜が48人程度の募集に対し60人が志願、倍率1・25倍、スポーツ選抜が12人程度の募集に対し20人が志願、倍率1・67倍。
適性検査は来年1月11日に行われ、合格発表は同21日の予定。【岩間理紀】
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