メンマ作りは豊前市の農業法人が地域の竹林活用の一環として行っています。

ことしは今月はじめから原料の竹を加工する作業が始まり、9日も伐採されたおよそ100本の「幼竹」が持ち込まれました。

「幼竹」は竹が成長してかたくなる前の柔らかい状態のもので、農業法人の関係者が節に沿って包丁で切ると、サクサクと音を立てていました。

小さくカットされた「幼竹」はゆでたあと、塩を加えて漬物用のたるに入れられていました。

メンマは仕込んでからおよそ1か月で出来上がり、来月以降地元の直売所などで販売されるということです。

農業法人「瑞穂農園」の榎本務さんは「去年は好評でほぼ完売でした。来年からはより多くの人に提供できるよう、農園が直接、竹林を管理することで生産量を増やしていきたいです」と話していました。

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