宇治市役所の正面玄関の近くにはおよそ100本のお茶の木が植えられていて、毎年この時期に1日限定で地元の人たちを招いて茶摘みが行われます。

9日は地元の福祉施設の利用者や保育園児、それに市役所の職員などおよそ70人が集まりました。

市役所の職員たちが新茶の摘み方を伝えた後、参加者は茶園に入って楽しそうに茶葉を摘み取り、袋に次々と入れていました。

さらに市役所の職員が、テントの中で冷たい宇治茶を用意したり茶葉の天ぷらをふるまったりして特産の宇治茶の魅力をPRしていました。

宇治市役所に先月採用されたばかりの男性職員は「宇治の魅力にひかれて職員になったので体験できてうれしいです。茶葉を摘むときのパキッという感覚がくせになりそうです」と話していました。

同じく採用されたばかりの女性職員は「お茶に関する食べ物は好きですが、茶摘みはやった事がなかったのでできてよかったです」と話していました。

宇治市総務・市民協働部の長澤祐介さんは「子どもから大人まで宇治茶の魅力を知って、もっとお茶を好きになってもらえたらうれしいです」と話していました。

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