群馬県中之条町の奥四万湖(四万川ダム)で、水位が上がって出現する「水没林」が、幻想的な景観を作りだしている。
11日午前、ドローンで上空から撮影すると、湖畔の一部が沈み、新緑の木々が水面から顔を出していた。水面は「四万ブルー」と表現される濃い青色で、カヌーで楽しむ人の姿もあった。
観光で初めて訪れた群馬県渋川市の高山功さん(79)は「新緑と水のブルーのコントラストが絶妙で、とてもきれいでした。心が洗われるようでした」と笑顔で話した。
ダム管理事務所によると、15日から始まる放流によって水位が下がっていくため、期間限定の景色になりそうだ。(長島一浩)
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