水上オートバイの全日本選手権は毎年この時期から行われていて、新潟市西区では11日と12日の2日間、選手およそ130人が参加して開催されました。

レースは排気量などによって分かれて、コースを3周から10周してタイムを競い、観戦に訪れた市民が時速100キロを超えるスピードや、コーナーで競り合う姿を写真に収めていました。

新潟市西区は、能登半島地震による液状化などで大きな被害を受け、一時は大会の中止も検討されましたが、復興のきっかけにしたいという地元の声を受けて開催されました。

会場で販売されたグッズの売り上げの一部は、被災地への義援金に充てられるということです。

参加した選手の男性は「地震で大変な思いをした人たちに、レースを見て元気になってもらえたらうれしいです」と話していました。

大会を主催した日本ジェットスポーツ協会の柚木誠 代表は「地元の協力がなければ大会を開催できませんでした。復興に貢献し、地元の人たちに元気になってほしいです」と話していました。

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