第71回春季東海地区高校野球大会(東海地区高校野球連盟主催)が18日、岐阜県内の2球場で開幕した。享栄(愛知1位)は菰野(三重2位)に9―7で敗れ、中京大中京(愛知2位)は加藤学園(静岡1位)に1―0で競り勝った。
このほか、津田学園(三重1位)が市岐阜商(岐阜2位)に7―6でサヨナラ勝ちし、県岐阜商(岐阜1位)は静岡(静岡2位)に2―1で逆転勝ちした。
19日の準決勝は、県岐阜商と菰野、中京大中京と津田学園が長良川球場(岐阜市)で対戦する。
加藤学園―中京大中京
中京大中京が継投で零封勝ちした。三回、仲の適時内野安打で1点を先制。左腕エース中井は、粘りの投球で8回無失点とリードを守った。加藤学園は一、二回に三塁へ走者を進めたが、決定打を出せず。要所でのバント失敗も痛かった。
享栄―菰野
長打7本の菰野が打ち勝った。二回、松山の2点二塁打で先制。三回は、梶谷と松山の適時三塁打など打者一巡で6得点と突き放した。享栄は五、六回に打線がつながり5得点。九回、西久保の適時二塁打で2点差に迫るも、及ばなかった。
津田学園―市岐阜商
津田学園は初回、相手エースの6四死球などで逆転。九回2死一、三塁には宮地の左前適時打でサヨナラ勝ちした。市岐阜商は、相手を大きく上回る15安打を放ち、九回に平塚の本塁打で追いつく粘りを見せたが、初回の3失点が響いた。
県岐阜商―静岡
両エースの投手戦を県岐阜商が制した。六回、相手の失策から同点に追いつき、大東の右犠飛で勝ち越した。先発森は被安打3で完投した。静岡は初回、中野の右越え本塁打で先制したが、八回2死二塁の同点の好機で1本が出なかった。
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